ダイエットに効果的?低GI食品とは

ダイエット中に気をつけたいのが食事ですよね。最近、健康管理やダイエットにおいて注目を集めているのが低GI食品です。今回は低GI食品について詳しく解説していきます♪

◆GI値とは何か

GI値とはグリセミックインデックス(Glycemic Index)の略称で、食後に血糖値がどのくらい上がるかを示した数値です。
食品の炭水化物50グラムを摂取した際の血糖値上昇の度合いを、ブドウ糖(グルコース)を100とした場合の相対値で表します。GI値が70以上の食品を高GI食品、GI値56~59を中GI食品、GI値55以下を低GI食品と分類しています。
食事を摂ると血中のブドウ糖が増えて血糖値が上がり、すい臓からインスリンが分泌され血糖値は食前の値まで下がります。GI値の高い食品は血糖値を急激に上げやすく、低い食品は血糖値を穏やかに上昇させます。低GI食品はインスリンの急激な分泌を防いでくれることから、肥満や糖尿病の予防に良いとされています。

◆GI値の高い食品と低い食品

基本的に血糖値を上げやすい食品は、ごはんやパン、砂糖など糖質の多い食品です。糖質を多く含む食品のなかでも白いごはんや食パンはGI値が高く、ライ麦パンやそばなどはGI値が低いです。高GIなのは、白米や白パン、もち、砂糖といった「白い糖質」で、低GIなのは食物繊維を多く含む玄米や大麦、雑穀、全粒粉パン、パスタやそばなど「茶色っぽい糖質」と覚えておきましょう。

GI値は白米や食パンのように精製された食品よりも、玄米やライ麦パンのように加工度の低い食品の方が低くなる傾向にあります。
・高GI食品(GI値70以上)
じゃがいも(96)、餠(82)、精白米(75)、おかゆ(88)、食パン(89)、フランスパン(80)
・中GI食品(GI値56~69)
玄米(66)、クロワッサン(67)、パスタ(58)、とうもろこし(62)、うどん(62)、そば(59)
・低GI食品(GI値55以下)
ライ麦パン(50)、全粒ライ麦パン(62)、オールブラン(55)、さつま芋(44)

野菜やきのこ、肉、魚、乳製品などは糖質が多く含まれていないので、ほとんど低GI食品に分類されています。しかし健康のためにはGI値だけではなく糖質や脂質の量、カロリーも関係します。健康的な食事は1つの値に注目するだけではなく様々な方向から考えてバランスをとることが大切になります。

◆まとめ
いかがでしたか?食事の組み合わせを意識して、健康的なメニューを考えましょう♪