乾燥に負けない為の基礎知識!スキンケアの基本をおさらい

2月になりました。まだまだ冷え込む冬ですが、冬はお肌の乾燥も油断できないですよね。寒いからと、ついお風呂上りのスキンケアを怠ってしまい、次の日の朝の化粧ノリが…!なんて経験はありませんか?今回は「今更聞けないスキンケアの基礎知識」をご紹介します。しっかりケアして明日の輝かしい笑顔を目指しましょう!

◆スキンケアの基本をおさらい◆

◆化粧水と乳液の違い

基礎化粧品は大きく分けて二つあります。「洗顔料」「化粧水」「乳液」といったデイリー使いで用いられる基本的なケア用品。そして「美容液」「パック」等といった肌トラブルや個人の肌質に合わせたケア用品です。

では、前者にあたる「化粧水」と「乳液」についての正しい理解はありますか?
稀に乳液のベタつきが苦手だから…と化粧水のみを使う方が見受けられますが、「化粧水」はお肌の水分補給、「乳液」はお肌の油分コントロール。一見これらは関連の無い役割の様に見えますが、実は乾燥したお肌に水分を補給させた後に適切な油分を与えないと、お肌に吸収された潤いは蒸発してしまうだけでなく、むしろ元々持っていた水分までも奪って行ってしまうのです。その為に、油分をお肌の水分を逃がさない「フタ」として与える必要があります。

つまり、どちらか片方だけではスキンケアは成り立たないのですね。お互いが補完し合って初めて効果を発揮します。

◆悩みに合わせたケア用品◆

◆美容液

「美容液」は化粧水や乳液とは異なります。肌トラブルに合わせて、集中ケアを担います。悩みに応じた美容成分がピンポイントで高配合されている為、高価なものが多いです。保湿力を高めたい場合は高保湿美容液、美白なお肌を作りたい場合は美白美容液など、種類は様々です。物によっては水分も多く入っている為、化粧水を使う過程を省いても良いと思われがちですが、導入美容液でない場合は肌に浸透しきらない為、効果を十分に発揮できない場合がある為注意が必要です。また、美容液を使用する場合は毎日継続して使うことで効果を発揮します。

◆クリーム

「クリーム」は乳液で補いきれなかった油分を与えてくれるアイテムです。乳液に比べて水分量が少なく、濃厚なテクスチャーの為、付けた後のお肌はよりしっとりとします。油分が多い為乳液よりも保湿時間が長く、乾燥肌の方や、乾燥する時期のみ使う方が多いです。デメリットとして、朝にクリームを使用するとメイク崩れの原因になってしまったり、オイリー肌の方の場合、お肌の油分のバランスが崩れ肌荒れの原因になってしまったりもします。自分の肌のタイプに合ったアイテムを選びましょう。

◆フェイスパック

「フェイスパック」は化粧水や美容液が含まれるシートです。導入化粧水や化粧水を使用した後に肌に密着させて使用します。目もとのみや、唇のみ等の部分的にケアを行うタイプや顔一面を覆うタイプ、上顔面と下顔面に分かれているタイプなど様々です。推奨時間を過度に超えての使用や、毎日使用すると毛穴詰まりの原因になる可能性があります。

◆間違ったスキンケア◆

肌に負担をかけない為のスキンケアですが、それが返って負担をかける原因になった行動をしていませんか?以下のスキンケアをしている場合は要注意です。

・ゴシゴシと力を入れながら洗っている

・泡立てる洗顔料を泡立てずに使っている

・適量を守っていない

・熱いお湯でサッと洗い流している

・泡立て用のアイテムを直接肌に当てている

摩擦やシャワーの水圧等も乾燥だけでなく、くすみの原因にもなります。洗い上がった肌を拭く際も優しく拭く等の意識を心がけるだけで肌を守ることが出来ます。

◆まとめ◆

いかがでしたか?今回はスキンケアの基本をおさらいしました。各工程の意味や方法を正しく理解することで日々のスキンケアの時間をより有意義に、自分にあったスキンケアを探すヒントにしてみましょう!