湿気で髪の毛がボサボサ…その原因は「空気中の水分」です。
雨の日や湿度が高くなりやすい夏は、髪がボサボサになりませんか?
湿度が高い時に髪が広がってしまう原因は空気中の水分にあります。特に髪が傷んでいると湿気で広がりやすくなります。
髪が傷んでいると空気中の水分でふくらみやすくなります。
すこやかな髪の外側はケラチンと呼ばれる硬いタンパク質で覆われています。この硬いタンパク質の膜は「キューティクル」といい、毛の内側に含まれる水分やタンパク質を守っています。
しかし、ヘアカラーやパーマ、外からの紫外線などの影響で髪が傷んでしまうと、キューティクルが剥がれやすくなり、髪の内側にある水分が抜けてぱさつく原因に。
傷んでキューティクルが剥がれやすくなった髪はうるおい不足になりやすいので、健康な髪よりも空気中の水分を含んで膨らみやすいです。
そこで今回は、ボサボサ髪をスタイリング剤で整える3つの方法とおすすめのスタイリング剤について紹介します!
◆ボサボサ髪をスタイリング剤で整える3つの方法◆
◆1.ブロー前にヘアミストで髪にうるおいをプラス!
ボサボサ髪を回避するには、乾燥でパサつきやすい髪にうるおいを与えて湿気から守ることが大切です。ブローする前にヘアミストを5~10回程度、毛先が少ししっとりするくらい吹きかけて髪にうるおいをプラス!
コルチゾールはストレスに対応するホルモンのことです。
闘う相手であるストレスが多すぎれば、コルチゾールを浪費して、副腎は働きっぱなしになって疲れてしまいその機能が低下してしまいます。
外側の毛先だけでなく、内側の髪の毛にもふきかけて髪の毛全体にミストをなじませるのがポイント。
水で髪を濡らしてブローするよりもまとまりやすくなるので、朝のキレイなヘアスタイルを長く保ちやすくなります。
◆2.ドライヤーの冷風機能を使う
ブローの仕上がりには、ドライヤーの冷風機能を使いましょう!
ヘアスタイルは高温で濡れた髪を乾かしている時よりも、冷ましているときの毛の流れがキープされます。
冷風を上から下へ紙の流れに沿って、前髪→(左右2カ所)→後ろ側
ブラシでとかしながら、ゆっくりとあててみましょう。冷風で髪全体の熱がとれればOKです。
◆3.スタイリング剤でふんわりと髪のボリュームをキープ
湿気があるときは、髪を巻いたり、パーマをかけたりしてもすぐにヘアセットが崩れてしまうことが多いです。カールが特徴的なふんわりヘアスタイルはブローと、仕上げのスタイリング剤で動きのある毛先を長くキープできます。
■ヘアアイロンで毛先を巻く場合
ヘアミストのあとでヘアワックス、もしくは、ヘアオイルをつけるのがおすすめです。
まずヘアミストとブローでよく髪を乾かした後、髪を軽く巻く。最後に髪のうるおいをキープしやすいようにカール部分へスタイリング剤をつけておきましょう。
■パーマヘアのスタイリングの場合
ヘアミスト&ブローの後、髪全体にヘアスプレーを吹きかけるとふんわりスタイルを長くキープできます。髪型に合わせてヘアワックスや、ヘアスプレー、ヘアオイルなどスタイリング剤を選び分けてみてください。
◆髪のケの湿気対策におすすめスタイリング剤3選
◆1.ふんわりウェーブを長く保ってくれる「ハード系ヘアスプレー」
湿気で思うように、パーマのボリュームが出なかったり巻き髪が決まらないときにおすすめなのが、ハードタイプのヘアスプレーです。カールをしっかり保ちたいときは、ウェーブが取れやすい毛先にしっかりとスプレーをかけると髪型が長持ちします。
◆2.ストレートヘアをつやのある髪に保つ「ヘアオイル」
髪の保湿ケアとして人気の高いヘアオイル。パサつきやすい乾燥した髪につやを与えて、しなやかな状態に導いてくれます。
特に湿気で広がりやすいストレートヘアさんは、ヘアオイルで髪に油分と美容成分を与えるとしっかりと髪がまとまりやすくなります。
◆3.髪の毛1本1本をカチッとまとまりやすくキープ「ポイントケア」
ヘアオイルや、ヘアスプレーを使ったのに、気付けば生え際の短い毛がぴょん!っと跳ねていた!なんてことはありませんか?
まとまりにくいアホ毛には。少量の髪を整えやすいポイントタイプのスタイリング剤がおすすめです。スティックタイプのヘアワックスや、マスカラタイプのジェルワックスなど、気になる部分の髪にピンポイントでつけやすいので持ち運びにもぴったりです。
◆まとめ
湿気で髪がボサボサに広がってしまっても、ヘアスタイルに合ったスタイリング剤や、シャンプーを使ってまとまりやすい健やかな髪をキープできます。自分に合った髪の整え方を身につけて、ボサボサ髪を卒業してみませんか。