今年ももう残すところあと1週間で終わってしまいますね。クリスマスもあり年末は何とかバタバタすることが多いです。
そこで年始を新しい、気持ちのいいスタートを切るために年末までにしておきたいことを3つご紹介します。
ぜひ、参考にして素敵な年始まりを過ごしてみてください。
◆年末までにしておきたいこと3選◆
◆1.大掃除
年末にすることといえば、大体の方が行なっている大掃除です。特に普段は掃除をしないテレビ台の裏側や、物と物の間の隙間、食器等を全部殺菌して洗い直すなど、部屋全体はもちろん外側の部分まで掃除をするのでないでしょうか。
元々、大掃除は煤払いと言われていて厄を払って神様をお迎えするという意味があります。
台所にはかまど神様(荒神様)がいるといわれており、家庭を支えるために必要な場所であり、台所が汚れていると生命力が落ちやすく運が逃げやすいと言われています。
同様に、トイレや浴室といった水回りも入念に掃除するようにしましょう。
お正月に掃除をすることはタブーとされています。お正月は年神様を自宅にお迎えする行事です。年神様が高い山から舞い降り、各家庭に新年の幸せをもたらしてくれると言われています。せっかく年神様が来てくれているのに掃除をしてしまうと福を払ってしまうことになるので縁起が良くありません。
なので年末のうちに大掃除をしておきましょう♪
◆2.今年を振り返る
2つ目は今年を振り返ることです。一年の出来事を振り返ってみることで今年がどんな年だったかを改めて理解することができ、来年の抱負や目標が立てやすくなります。
例えば、今年は今まで経験したことないことができたや、今年はこういうところが上手く行かなかったなと自分を褒めたり反省したりと自分自身を見つめ直すのにいい機会です。
紙に書き起こすことで、より頭が整理されて考え方もまとまりやすくなります。
良いことは記録として残しておき、悪かったなと思った部分は書き起こして、理解してから破棄するようにしましょう!
そうすることで新しい年から気持ちを入れて清々しい気分で年を迎えることができます♪
◆3.お正月の準備をする
最後は、お正月の準備です。
大掃除の項目でも記述した通り、お正月というのは歳神様を家に迎え入れるという行事です。なので、お正月の準備というのは神様を出迎える準備ということです。
大掃除が終ったら、立てれる方は「門松」を立てましょう。門松は、新年に歳神様が降りてくるときの目印です。常緑の松は神が宿る木と考えられ、後に竹が長寿招く縁起物として添えられました。玄関前に左右に飾り、向かって左側を雄松、右側を雌松と呼びます。
そして、しめ飾り・鏡餅も飾りましょう。しめ飾りは、家の中が歳神様を迎えるために清められた場所であることを示します。そして鏡餅は、歳神様の依り代(居場所)という意味があります。
鏡餅の丸い形は人の魂を模して作られ、それが神事につかう鏡餅の形と同じだったので「鏡餅」と呼ばれるようになりました。
どれも、29日・31日を避けてできれば、末広がりで縁起が良いとされている28日に飾りましょう。
また、お正月の間はかまど神もお休み期間です。なので料理の際は火や包丁などをなるべく使わないようにするために、前日までにおせち料理を作り、年を迎えるようにしましょう。
◆まとめ◆
いよいよ今年ももう終わりです。最後、今年もありがとうございました、来年もよろしくお願いしますということで、年末にしっかりと新年を迎える準備をしましょう。
皆様が来年も幸せな一年を迎えられますように、今年もありがとうございました!
それではよいお年をお迎えください。