5月も終わりに近づき、もうすぐ梅雨が始まりますね。
「梅雨入り」「梅雨明け」は気象用語で、実際その年の梅雨の期間のことを示します。
梅雨入りの目安は関東甲信地方では6月7日頃とされています。
この時期は雨が降って部屋干しが多くなるので洗濯物が乾きにくく大変な時期ですね。
そこで今回は洗濯物を乾かすコツを3つほど紹介いたします。
◆部屋干しでも洗濯物をしっかり乾かす3つのコツ◆
◆換気をして湿度を下げる
湿度を下げて洗濯物を乾かすために重要なことは、室内の換気です。
閉め切られた室内では空気の流れが作られなくなり、洗濯物から蒸発した水分が溜まり湿度が高くなってしまい乾きにくくなります。
湿度を下げるには空気の通り道を作ることが近道になります。
窓やドアなどを開けて換気しましょう。
特に2か所で換気を行うことにより空気の流れを作ることができます。
効率的に換気ができて湿度も下がるようにしましょう。
◆洗濯物の間隔をあけて風通しをよくする
風通しは干すときにも大事です。
洗濯物を干すときに、洗濯物同士の間隔をあけることで風通しがよくなります。
間隔の目安としては、干すときに10~15cmほどの間隔を開けるよう心がけてみてください。
また、フード付きの衣類やポケット付きの衣類は、布地が重なる部分があるため乾きにくいため、できるだけ布地が重ならないよう干し方を工夫するといいでしょう。
◆除湿のできる家電製品を活用する
梅雨の時期の部屋干しで活躍する家電製品があります。
湿度を下げて洗濯物が乾きやすくするために役立つ家電をご紹介します。
・エアコン
エアコンといえば室温の調整に使用するものですが、除湿機能を使用することで洗濯物を速く乾かすことができます。
エアコンの除湿機能は、室内の空気に含まれる水分を室外に出し、水分を取り除いた空気をまた室内に戻すことで除湿をする仕組みです。
そのため、洗濯物に含まれる水分が空気内に蒸発しやすくなり、速く乾くようになります。
・除湿器
エアコンの除湿機能と同じく、空気に含まれる水分を取り除き乾いた空気を室内に戻すことで除湿を行う専用の家電が除湿器です。
また、除湿機のなかには洗濯物を乾かすための送風機能があるものもあります。
送風機能を使用することで、室内の除湿だけでなく洗濯物に乾燥した風を送ることができるので洗濯物をより速く乾かすことができるでしょう。
・アイロン
実は部屋干しで乾ききらなかった洗濯物は、アイロンの熱を利用して乾かせます。
生乾きの嫌なニオイの原因となる菌も高温の熱で殺菌できるため、消臭効果も見込めますよ。
ただし、素材によっては傷んでしまうので、アイロンを使用してもよい素材の衣類かどうか洗濯表示タグを確認して判断しましょう。
◆まとめ◆
梅雨の時期は必然的に部屋干しになってしまいますね。
今回紹介した通り湿度・温度・風通しを意識しましょう。
雨が続くと湿度が上がるため、洗濯物はどうしても乾きづらくなります。
それでも、干す環境の湿度を低く、温度を高く、風通しを意識するだけで、部屋干しでも洗濯物を速く乾かす工夫ができます。
また、洗濯物は密集させないように溜め込まずこまめに洗濯するようにして梅雨でも快適に服を着れるようにしてみてくださいね!