寒い時期に悩まされるニットや裏起毛の毛がつく時の対処法!

11月もあと一週間で終わり、12月がやってきます。
気温もだいぶ低くなったのでもう外に出るには上着が必要ですね。
ニットや裏起毛の服を着た時に気になるのが抜け毛とそれがインナーについちゃうことですよね。
特に黒いインナーなんかは白い毛が目立ってしまって気になるものです。
今回はそんな時の対処法についてまとめました!

◆裏起毛とは?◆

生地を毛羽立たせて起毛させたもの全般を「起毛」と呼びます。裏起毛とは、起毛の中でも裏毛の表面を特殊な加工で毛羽立たせたものになります。 繊維が毛羽立つ事により空気を多く含む事が出来るため保温性が高く手触りが柔らかくなるのが特徴で、生地のボリュームが増します。 厚み・温かみが出るため主に、冬物のパーカーやトレーナーに使われることが多いです。

◆毛が付く・毛が抜ける時の対処法◆

◆1.お洗濯をする

例えば、デニムのジーンズは最初に水洗いして糊落としをすると思います。
同様に裏起毛の服にも最初に洗濯をしてあげるだけで綺麗に長く使えるようになります。

新品の服には、無駄な抜け毛が残っていることが多くあります。
買ったらまずは裏返し、ネットに入れて一回お洗濯をしてみましょう。

また、先にコロコロのような粘着クリーナーをかけておくとより効果的です。
事前に抜けた無駄毛は取り除きましょう。

◆2. 静電気が発生しにくい組み合わせを着る

抜け毛や毛玉ができる主な原因は衣類の摩擦によって発生する静電気です。

静電気はホコリや繊維を巻き込みやすいため、抜け毛や毛玉ができるのです。そのため、静電気の起こりにくい相性の組み合わせの素材にすると抜け毛や毛玉が発生しにくくなります。

(-)に帯電しやすい素材と、(+)に帯電しやすい素材の組み合わせだと静電気が発生しやすいため、相性を覚えておくといいでしょう。
(例:ポリエステルとウールは相性が良くない)

重ね着するときはサイズが小さい服だと摩擦が大きくなるため、アウターはワンサイズ大きめを組み合わせることでも摩擦を多少減らすことができます。

また、軟剤をたっぷり入れての洗濯により摩擦を減らす方法、静電気防止スプレーや防水スプレーで静電気を防ぐ方法もあります。

◆同じ色でごまかす

これはどうしても抜け毛が目立って気になってしまう時の最終手段は同じ色のインナーを着ることです。
白い起毛には白い服を、黒い起毛には黒い服を切れば抜け毛がついていても目立たなくなるので気にせず出かけられるでしょう。

◆まとめ◆

寒い時期はどんなに抜け毛や毛玉が気になってもニットや裏起毛の暖かくてふわふわの服が着たいですよね。見た目や使い心地でみてもやっぱり外せない服だと思います。
今回はそういった抜け毛や毛玉のストレスが少しでも減るように対処法をまとめてみました。是非とも参考にして着たい服で寒い冬も楽しんでくださいな♪