お花見シーズン真っ只中!お花見は四季を感じる大きなイベントの一つですね。
自粛ムードのコロナ禍もすっかり明け、今年は思いっきり楽しみたいですよね♪そこで今回は、お花見離れをしてしまった方必見!「お花見のマナーや注意点」をおさらいしていきます。また、人気スポットの魅力も併せてご紹介していきます。ぜひこの機会にお花見のための予備知識を蓄えて、気になる方にお花見デートを誘ってみてはいかがでしょうか。
♦︎お花見のマナーと注意点♦︎
●桜を愛でるのが本来のお花見
お花見の始まりは、平安時代の貴族が桜を眺めながら、蹴鞠をしたり歌を詠んだりした行事が始まりです。季節の到来を告げる花が咲くと、厄を払うという意味と共に花が愛でられました。そして江戸時代には貴族から庶民にもお花見の文化が渡り親しまれるようになり、桜の木の下で宴会をしたり、作ったご飯を持ち寄って食事を楽しんだとされています。すなわちお花見は花が主役です。写真を撮ってSNSに投稿するのももちろん現代ならではの楽しみですが、少しデジタルから遠ざかって自然の美しさに想いを馳せてみるのも今しかできない体験かもしれませんね。
●節度を守った大人な楽しみ方
お花見といえば「花見酒」ですが、酔いがまわって羽目を外してしまってはせっかくの綺麗な景色が台無しです。そして、公共の場に植えられている桜はあなただけのものではありません。他にお花見を楽しんでいる方や近隣住民の方に迷惑にならないよう、お酒を飲むペースの調節や、騒音にならないように楽しむ、ゴミを持ち帰るなどの配慮が、トラブルを起こさない大人なお花見の楽しみ方と言えるでしょう。
●お花見スポットのお手洗い事情
人気のお花見スポットであれば仮設トイレなどを設けられるケースもありますが、混んでしまっていて不足しがちです。特に女性用トイレは1時間待ちすることも!?場所取りを済ませていなかったり、はぐれてしまったりと、トイレによるアクシデントを避けるためにも、前もって場所を確認しておくことや、駅や近くのコンビニなどで済ませておくことをお勧めします。
●桜の木はデリケート
ついつい写真映えを狙って、木の枝を無理やり引っ張ってポーズをとってしまっていませんか?桜の木はとってもデリケートで、傷が一つ付くだけで全体が朽ちてしまう可能性もあります。舞っている花びらをキャッチしてみたり、触らずに香りをたのしんだり、優しい接し方をしてあげましょう。
♦︎人気のお花見スポット♦︎
●目黒川のソメイヨシノ
川沿いに両サイドから咲き乱れるソメイヨシノが川に反射して3面で楽しめる国内でも上位の人気スポット。4キロに渡り植えられている広大なスポットの為、見る箇所によって別の顔を楽しんでみたり、穴場を探しながら歩いてみたり、長時間楽しむのに最適なスポットです。また、桜まつりが開催されたり、日没からはライトアップも楽しむ事ができます。
●醍醐寺の桜
「しだれ桜」「ソメイヨシノ」「八重桜」などの数多くの桜が植えられた平安時代から続く京都の桜の名所。五重塔をバックに咲き誇る姿は壮観そのもの。厳かな雰囲気とともに息をのむ自然の美しさに酔いしれる事間違いなし♪
●日中線しだれ桜並木
福島県喜多方駅から熱塩駅に続く旧日中線跡地に設けられた遊歩道へ1000本のしだれ桜が競い合って咲く様は圧巻です。一面桃色一色の桃源郷はインパクト絶大です!
●三春瀧桜
こちらも福島県の田村郡三春町に位置する人気スポット。文字通り滝のように咲く枝垂れ桜は、「日本三大桜」に数えられる程の美しさです。樹齢は想定1000年を超え、支柱と地元の方達によって長く大切に愛されています。下から覗けばまるで桜が降り注いでくるような絶景が楽しめます。
♦︎まとめ♦︎
いかがでしたか?今回はお花見のマナーと注意点、そして人気のお花見スポットを紹介しました。日本が誇るお花見文化をより楽しくそして、共有し合えるなんて素敵ですよね♪ぜひこの機会にお花見の計画を立ててみてはいかがでしょうか。